エビデンスが報告されている
「マインドフルネス ストレス低減法」
「マインドフル・セルフ・コンパッション」
実践プログラム
瞑想が初めての方、歓迎。
グループで、週に1回、1回2.5〜3時間程度のセッションを計8回、後半に半日〜終日の瞑想リトリート。
じっくりと体験を重ねます。
マインドフルCARE®︎での方針について:

MBSRとMSC:
マインドフルネスストレス低減法(MBSR)は、40年ほど前(1979年)にジョンカバットジン先生(マサチューセッツ大学・分子生物学者)により、慢性の痛みに対して始められました。
マインドフルネス(仏教原語の英訳 mindfulness 和訳は今こころと書いて念)がなぜメンタルヘルスに効果があるのか?を検証した系統的レビューで、セルフ・コンパッション(自分への思いやり・慈悲)がマインドフルネスとともに重要な要素であることが研究で報告されています。
マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)は、クリスティン・ネフ博士(テキサス大学・心理学者)とクリストファー・ガーマー博士(ハーバード大学・臨床心理学者)によって共同開発され、自分への思いやりに特化したトレーニングです。
どちらのプログラムも、講義や、瞑想、こころのエクササイズ、グループでの振り返りを通 じて、体感を深めます。
これまで講師 岸本の8週間プログラムに参加してくださった方には、その際のプログラム年度を問わず、瞑想リトリートに参加していただけますので、ご希望の方は事務局までお問い合わせください。
MBSRとMSCのどちらを先に受けようか?お考え中の方へ:
マインドフルネスストレス低減法(MBSR)とマインドフル セルフ・コンパッション(MSC)。どちらを先に受講すべき、といった決まったものはありません。ご本人の状況によって柔軟に選んでいただくことができます。
マインドフルネスや瞑想が初めての方にとっては、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)に先に参加して、マインドフルネス土台をじっくりと耕して気づきや安定感を育んでから、マインドフル セルフ・コンパッション(MSC)に参加していただくことをおすすめることが多いです。これまで両方のプログラムに参加してくださった方々からも、先にMBSRに参加してよかったとフィードバックを受けることが多々あります。また、MBSRを先に受けていただく方がご本人にとって助けとなる場合もあります。
普段の生活や瞑想をする中で自己批判の傾向が強いと感じていたり、自分への思いやり、自分を慈しむ心にいま関心を強くお持ちだったりする場合には、MSCを先に受けていただくことも意味のあることで、おすすめしています。MBSRの旅を続ける中で、実は疲弊していたと気づくときに、自分を思いやる術を持たない中では余計につらさが重なるかたもいらっしゃいますので、MSCを体験した後でMBSRの旅にでることも意味のあることともいえます。MSCでは、自分が感じている苦しみと向き合う心のエクササイズも含まれるため、ご自身の現在の精神状態を見極めていただいた上で参加をしていただきます。
MBSRでは毎回のセッションでマインドフル・ムーブメント(ストレッチ程度の簡単なヨガ)をする時間があります。
両プログラム共に心理療法ではなく、グループで行う心理教育であることを理解の上、お申し込みください。ご参加にあたっては事前に選考がございます。
MBSRとMSCを同時に両方を受けることは通常はすすめておりません。一つのプログラムの体験をじっくりと深めましょう。